アラサー独女の洋楽インディーズ研究所

Web編集/Webライター/フリーランス🐥趣味の洋楽インディーズアーティストたちについて、好き勝手分析、考察している自己満ブログです(^^)/

shame「Water in the Well」

南ロンドンを拠点に活動するポストパンク・バンドshame、1/15に2nd アルバム「Drunk Tank Pink」をリリースしました。下記のWater in the Wellは11月よりYouTube上にて公開。安定した骨太なサウンドは2018年のデビューアルバム「Song Of Praise」から踏襲しつつも、本作はより実験的なサウンド、プロデュースになっていると感じました....!


 

突っ走る若さ、ほとばしる音楽へのエネルギー、自己の確立と生への痛々しいまでの渇望、MVひとつとっても現代版Trainspottingを観ているようです(飛躍しすぎか)。

 

youtu.be

YouTubeのコメントでもあったが、Talking Heads, Parquet Courts, The Hivesをミックスさせたような楽曲だと。BuzzcocksFugaziにも影響を受けている気がする。

 

当方もSong of Praisesがリリースされる前後の2017年後半~2018年はshameに夢中でした。Spotifyでアルバムをエンドレスで聴いていました。彼らの魅力はポストパンクの側面のみならず、ダークネスや叙情的な面をも内包するその楽曲にあります。変則的な構成もクセになります。特に"Dust on Trial"を聴いた時は「とんでもないバンドがでてきた」と鳥肌がたちました。傑作です。

 

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楽曲のみならずMVの世界観も徹底している。まるでサイコホラー映画を鑑賞しているよう。20代前半でこんなとんでもない作品を世に出すshameはやっぱりモンスター級新人?

 

1st アルバムリリース後はNME、ガーディアンといった数多くのメディアからその功績を絶賛されました。KEXPのホストの一人であるKevin Coleも彼らがスタジオでパフォーマンスをした際、絶賛しており、また2018年のTop Ten Albumsで彼らの1stが5位にランクインしています。

当方も普段より様々なアーティストのライブパフォーマンスをKEXPで鑑賞していますが、shameの回はベスト・アクト賞に選びたいです!(笑)バンドの熱量をバシバシ感じます。

 

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2019年のフジ・ロックにも出演した彼らですが、次の来日はいつになることやら、、生音を拝んでみたいバンドのひとつです。