Momma 「Bug House」
私は無類のガールズバンド好きで、The Breeders、elastica、CSS、最近だとOur Girl、Let's Eat Grandma等好んでよく聴いておりました(≧▽≦)
今回ご紹介するMommaはまだ知名度はそこまでないものの、今後制作物をリリースしていくにつれ、メジャーになっていくのではないか?と期待している新人アーティストです。彼女たちはLAを拠点に活動するグランジ/ベッドルームポップ/オルタナロック・デュオで、2ndアルバムとなった「Two of Me」を昨年6月にリリースしています。
1stアルバムの「Interloper」はアルバム全体を通して、鬱屈としたうだつが上がらないティーンエイジャーの日常を彷彿とさせるような、暗~い雰囲気が漂っています。笑
音数や変化球もそこまで多くないコードの曲が多い印象です。
バンドしての基盤がでてきたような気がするのは1stと比べて、そのダークさ・鬱屈さ・ヘヴィさがより表現されてるからのような気がします。抱えている暗さをぽつりぽつり、独り言のように日記に書き留めていくのが1stなら、2ndはそれをしっかり自分の声に出して、より適切な方法で第三者に伝えている、そういった印象です。純粋に音として魅力的です。低音、リズム隊がしっかり機能しているというのもあるかもしれません。暗くて、気が滅入りそうですがw、ずっと聴いていたいほど心地よいメロディーです。
Mommaを構成するメンバーはまだ20代前半(20,21歳とか)、ティーンと成人の間を行き来する繊細なハートが歌詞や曲にも表れている気がします。MommaはKim Deal、Elliott Smith、Ovlov、Throwing Musesなどのアーティストらから影響を受けているそうです。いずれも聴いたことがなかったアーティストたちだったので、彼女らのルーツ探しに聴いてみようと思いました(*^▽^*)
参考: