アラサー独女の洋楽インディーズ研究所

Web編集/Webライター/フリーランス🐥趣味の洋楽インディーズアーティストたちについて、好き勝手分析、考察している自己満ブログです(^^)/

Pale Waves 「Easy」

イングランドマンチェスター出身で、2017年のデビューから一年後にはNMEアワードでNME Under the Rader賞を受賞しているPale Waves

 

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NME AWARDS2018の授賞式でインタビューに答えるヘザー(Vo&G)とバンドメンバー達。

 

岡崎京子原作「チワワちゃん」の劇中歌として「Television Romance」が起用されたことでもバンドは日本でも一躍有名になりました(ストーリーと曲の性質がアンバランスすぎて、当方としてはかなり納得いってない使われ方ですww)。

 

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そんな彼らが、新曲「Easy」を発表してます!!PVはゴス感増し増しで相変わらず暗くて耽美的です......。2月にはセカンド・アルバム「Who Am I?」をリリースするそうで今から待ちきれませんね!

 

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Easyは無駄な音数を削ぎ落した非常にシンプルなサウンドになっているのが、ファーストの時の曲たちとの違いかな?と思いました。彼らの楽曲は内省的かつ、シンセポップ・サウンドが印象的ですが、今作はヒューゴ(G)とチャーリー(B)の骨太な演奏がひときわ目立つような仕上がりになっている気がしました。

 

当方英国院生時代、ニューカッスルまで彼らの生演奏を観に行ったことがありました(当時2017年)。イギリスのあるキャンパスでのライブでしたが、10代~20代前半の学生はヘザーを倣ってゴスメイク、ちょいゴスファッション、地元の人かな~と思わしき中年男女の姿も。彼らを目の前にして「この先、UKインディシーンを引っ張っていく逸材だ」と感じたのを覚えています。

 

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2017年にTHE 1975、Wolf Aliceらが所属するDirty Hitとレコード契約を結び、デビュー・シングル「There's a Honey」をリリース。

 

デビュー時から彼らを知っている身としては2017年、2018年合わせてもこの「There's a Honey」を一番聴きまくったと言っても過言ではないくらい聴き込みました。(笑)Pale Wavesといったらコレ!!ぐらいPV、曲、バンドの世界観に見事に引き込まれました。今も聴きながらブログを書いているのですが、本当に色褪せない、名曲ですね(しみじみ)......80年代、90年代のインディー・バンドも好んで聴くので、その辺りのニューウェイヴ的サウンドの意志をこの曲から感じたのかもしれません。

 

また色んなインタビューで語っていますが、Pale Wavesザ・キュアーから大きな影響を受けています(キュアーは国内外問わず、あらゆるアーティストに影響を及ぼしていますよね)。暗くて、内向的で、自虐的、でも耽美でもあるUKロック・サウンドがこれからも色んなバンドに受け継がれていきますように。。

 

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