アラサー独女の洋楽インディーズ研究所

Web編集/Webライター/フリーランス🐥趣味の洋楽インディーズアーティストたちについて、好き勝手分析、考察している自己満ブログです(^^)/

Wild Nothing「Gemini」

今晩は。2日連続でボイラー系アーティストについて書いた今回は久しぶりに、ドリームポップを語る上でも外せないWild Nothingについて書いていこうと思います。

 

2010年代のドリームポップを索引してきたアーティスト

 

インディーロックの中でも人気のある"ドリームポップというジャンル。

 

Beach House、Washed Out、M83、DIIV等挙げるとたくさん出てきます。

 

中でもWild Nothing(ジャックテイタムによるソロプロジェクト)は10年代ドリームポップを索引してきたバンドという位置づけであります。ピッチフォーク・メディアが掲げる2010年ベストアルバムリストにも選出され、たちまち注目を集めることにもなりました。

 

デビューアルバムであるGemini。ジャックテイタムの世界観がこれでもかというくらい散りばめられた、「Wild Nothingと言えばこれ!」的な1枚です。

 

サウンドはドリームポップなのですが、ベッドルームポップの片鱗も垣間見えます。

 

個人的に好きな曲は本アルバム6曲目の"Bored Games"。ボーカルが少なく、打ち込みが印象的でどこかノスタルジックさも感じさせます。ギターのサウンドは(これ私だけかな?)New Orderのそれを彷彿とさせます。

 

youtu.be

 

本当、耳に心地良いですよね。1

 

ドリームポップバンドは10年代以降、続々と登場し、またそのジャンルも細分化していくと様々です。

 

このブログではドリームポップアーティストもたくさん取り上げていこうと思いますので、楽しんで見ていただければ幸いです。

 

少し短いですが、今回はここまで。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!次の記事でお会いしましょう🌟

 

#wildnothing #ドリームポップ #インディーズ 

 

D.Dan

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今晩は。2日連続でボイラールーム出演者のことを書こうとしています。タイトルにあるD.DanというDJ。残念ながらネットに上がっている情報がほとんどなくて、私が「良い!」と思った動画の紹介になります。

 

まずResident Advisorによれば

Berlin-based DJ and Producer, seeking the intersection between raw grooves, slippery psychedelia, and mutant-machine paranoia.

ベルリンを拠点にしているDJ&プロデューサーと紹介があります。動画はこちら。

 

youtu.be

 

2021年7月のものです。ハード・ミニマル・トランスなテクノサウンド。リスナー全員、トリップしているように見えてきます。笑 常にグルーヴィーなサウンドでフロアが沸いているのが分かります。まだ彼のことをよく知らないのですが、その音作りに惚れこんでしまいました。

 

鼓膜を損傷しない程度の音量で家で一人テクノしたくなってきます(*^^*)(てかもうした)

 

ところで最初彼を見たとき「何人なんだろう?」と思いました('ω')アジア人ではあるんだろうけど、中国・香港・韓国。。。彼のインスタを見てみました。

 

 

 
 
 
 
 
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妹さんorお姉さん?との仲睦まじいツーショット🥰コメント欄に韓国語があることから、ルーツは韓国であることがみて取れました。またその妹さんのインスタアカウントも見つけたので飛んでみると、投稿に"As an Asian American woman"という文章があったので、韓国系アメリカ人だということが分かりました(気になるアーティストのバックグラウンド調べちゃうタイプ笑)。

 

 
 
 
 
 
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妹さんはタトゥーアーティストなのか、インスタにはアートワークがたくさんポストされていました。兄妹揃って多彩ですね✨

 

本題からかなりずれてしまいましたが、D.Dan出没地域はベルリン、シアトル、ロンドン、アムステルダム、ニューヨークだそうです(その中に東京も入れてほしい、来日してください←今は無理か)。

 

ボイラールームも然り、HOR BERLINでのプレイもあったので共有です。

 

youtu.be

 

周りにリスナーはいなくてもサウンドがアツいですね。

 

こんな感じでバンド以外のDJなども紹介していきたいと思っていますので、どうぞこれからもよろしくお願します!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました✨

 

Brutalismus 3000

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前回の投稿より少し日があいてしまいました。いつも読んでくださっている方、ありがとうございます(*''ω''*)投稿をしていなかった間、私の方でとんでもない逸材を見つけてしまいましたので、皆様にご紹介したいと思います。

 

ベルリン・テクノシーンの静寂を打ち破るパンデミック渦の"ニュー・ホープ"

とある夜。私はネットサーフィンをしながら、強烈なテクノ・ユニットを渇望していました。

 

時は2022年。パンデミックの到来でクラブ・シーンは沈黙したままだと思っていました。久しぶりにBoiler Roomチャンネルを覗くと、まさかパンデミック渦の中、敢行されたとは思えないくらい、フロアは満員御礼のテクノ・ユニットに出会ったのです。

 

youtu.be

名前は"Brutalismus 3000"。名前からしてもうアツいです。DJの男性と右横でマイクを握る女性です(男性のドレスコードが日本の男子高校生の夏服みたいなのが気になります笑)。

 

二人の出会いはTinder。まさかの出会い系アプリですね。お互い恋愛という次元を超える、ソウルで繋がる何かを感じたのでしょう。男女の関係にあるのかとても気になります。

 

更に驚くことに彼らはパンデミックが押し寄せるほんの少し前に、ユニットを結成したとのこと。文字通り、ハードコアテクノ界の期待のニュー・ホープです。

 

自分の趣向を思い出させてくれたユニット

 

私は彼らの映像を初めて見た時、自分が生粋の"テクノっ子"だったことを思い出しました。UnderworldChemical BrothersProdigy等々、テクノ四天王と呼ばれるうちの3組のライブは生で拝んでいます(おっと、ベルリンテクノで忘れてはいけないKraftwerkもですね、彼らも来日時にライブに参加しています)。ハードコアテクノで有名なのはベルリンを軸に活動するAtari Teenage Riotも同じ部類に入りますね(細分化すると彼らはデジタルハードコアですね)。彼らをベルリンの地で拝めたのは今になって、とてもラッキーだったと思っています。

 

テクノと言えば、ハードなビートとサウンドが特徴です。イヤホンを繋いでお酒を飲み、カーテンを閉め切って部屋を真っ暗にする。もうこれであたかもその場にいるような、、とまでは言えませんが、フロアの疑似体験ができます。

 

Brutalismus 3000、恐ろしいことにもう本当に四六時中ずっと聴いていられます笑。それほど彼らのサウンドとパワーにハマってしまいました。。

 

 

 
 
 
 
 
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ストリート風なアートワークもお洒落です。

 

「テクノ好きだけど、最近のシーンにはついていけていない!」という方には自信を持っておすすめできるユニットです。是非、部屋を真っ暗にして耳が損傷しない程度の音量で聴いてみてくださいね☆彡

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

参考記事はこちら

 

 

 

OHMME「Mine」

シカゴのアートポップ/ロック・プロジェクトOhmme(読み方分らん、"オーメ"?)が、昨年10月にニュー・シングル"Mine","Miasma"をSub PopのSingles Clubよりリリスしています。

 

youtu.be

ジャケットのシュールさがたまらない。でも可愛いww

 

Sima CunnninghamとMacie Stewartで構成されるOhmmeは2014年に結成されました。シカゴの即興演奏シーンにインスピレーションを受け、フォーク、アヴァンギャルド、インディーロック、ヒップホップとあらゆるジャンルから影響を受けたそうです。世界中から集まるシカゴで、ミュージシャンと交流しながら、今のOhmmeのルーツとなるような、"Diverse Music"たるものが形成されていったんですね。

 

彼女たちの音楽は型にハマらない、常に前進して実験的に音楽制作を楽しんでいるようにもとれます。

 

 
 
 
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知人が書いた二人の絵みたいですが、インスタもアートでとってもお洒落。いーなーこういうギーク系女子になりたかった。。笑←なりきれていない私

 

ohmmemusic.com

公式サイトもお洒落~、カルチャーマガジンみたいですよね!!

 

youtu.be

2019年にはタイニーデスクでもパフォーマンスを披露しています。

 

彼女たちがシングルをリリースしたサブ・ポップですが、今やグランジ・ロックを代表する多くのバンド(ニルヴァーナ、マッドハニーetc.)が契約したレーベルで認知されていますが、最近(?)だと型にハマらないバンドを世に出しているイメージも私の中で定着しました。

 

今や世界各国ツアーで大忙し"NEOかわいい"でお馴染みCHAI(彼女たちがサブ・ポップと契約を結んだというニュースをCINRAで見たときは驚愕でした!!)、そして彼女たちがずっと憧れていたサンパウロ発、CSS(せっかくなら大好きなアーティストと一緒のレーベルがいい!!という理由で決めたんではなかろうか?と私は思っています笑)

 

ん~こうやって見るとギャル尽くし!w ギャルが音楽をまわす!おー!Girls run the world♡♡♡

Sjowgren「What goes around」

米サンフランシスコを拠点に活動するインディーポップ・バンド、Sjowgrenー。2015年にリリースした「Demos」が話題になり、一躍有名になったんだとか。以来、ほぼ毎年(19年除いて)音源を発表している彼ら。今月22日には通算10枚目となるシングル「Change」を発表しました。

 

youtu.be

 

ちなみに私が彼らの存在を知ったのは昨年リリースしたEP「Win'20」から「What goes around」でした(*´Д`)

 

youtu.be

 

サビ部分の刺さるようなギターリフがずっしりとはくるけど、かっこいいですよね。稚拙な表現極まりないですが、めちゃくちゃエモい!!!!心が揺さぶられます。。。ティーンや若者が主役の、ロードムービーっぽいジャンルの劇中で起用されてほしいタイプの曲ですね!!←ん?どゆこと(。´・ω・)

 

ちなみに彼らのインスタはセルフィーとかではなく、景色とかの写真が多いです(そういうとこもエモい。。)

 

 
 
 
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参考:

thevogue.com

 

nichemusic.info

 

 

Momma 「Bug House」

私は無類のガールズバンド好きで、The Breeders、elastica、CSS、最近だとOur Girl、Let's Eat Grandma等好んでよく聴いておりました(≧▽≦)

 

今回ご紹介するMommaはまだ知名度はそこまでないものの、今後制作物をリリースしていくにつれ、メジャーになっていくのではないか?と期待している新人アーティストです。彼女たちはLAを拠点に活動するグランジ/ベッドルームポップ/オルタナロック・デュオで、2ndアルバムとなった「Two of Me」を昨年6月にリリースしています。

 

1stアルバムの「Interloper」はアルバム全体を通して、鬱屈としたうだつが上がらないティーンエイジャーの日常を彷彿とさせるような、暗~い雰囲気が漂っています。笑

 

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音数や変化球もそこまで多くないコードの曲が多い印象です。

 

youtu.be

 

バンドしての基盤がでてきたような気がするのは1stと比べて、そのダークさ・鬱屈さ・ヘヴィさがより表現されてるからのような気がします。抱えている暗さをぽつりぽつり、独り言のように日記に書き留めていくのが1stなら、2ndはそれをしっかり自分の声に出して、より適切な方法で第三者に伝えている、そういった印象です。純粋に音として魅力的です。低音、リズム隊がしっかり機能しているというのもあるかもしれません。暗くて、気が滅入りそうですがw、ずっと聴いていたいほど心地よいメロディーです。

 

 
 
 
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Mommaを構成するメンバーはまだ20代前半(20,21歳とか)、ティーンと成人の間を行き来する繊細なハートが歌詞や曲にも表れている気がします。MommaはKim Deal、Elliott Smith、Ovlov、Throwing Musesなどのアーティストらから影響を受けているそうです。いずれも聴いたことがなかったアーティストたちだったので、彼女らのルーツ探しに聴いてみようと思いました(*^▽^*)

 

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参考:

www.indienative.com

 

 

 

joan 「want u back」

イントロ1秒聴いただけで「あ、これきた」と瞬時に察知しました('◇')ゞ

80年~90年代からインスピレーションを受けたと思われる、シンセウェイヴが逆に新しく、人気急上昇中の米アーカンソー出身のエレクトロポップ・デュオ、joanの「want u back」。昨年、6月にシングルをリリースしています。

"手放すことが最善の方法かもしれないのに手放せない人"について歌っている甘酸っぱいラヴ・ソングだそうです(^^♪

 

youtu.be

アウトフィットもおしゃれな二人(*^▽^*)

 

説明を聞くとめちゃくちゃ切ない感じがしてくるのですが、曲やMVは対照的にアップテンポで陽気な雰囲気なので余計切なくなっちゃいます。。。(:_;)最近?はバンド編成ではなく、デュオで編成人数以上の音数を出したりするところが多いですね(もちろんサポートメンバーとか機材とかでなんとかなっちゃうんでしょうけど)。

 

ノスタルジーさ全開!と思った曲は他にもいくつかあります↓↓↓

 

youtu.be

ちょっと画質悪いですね...もうイントロからして80,90年代の海外ドラマを彷彿とさせますw

 

youtu.be

この曲も好きです

 

デビューしてまだ3年足らずですが、Spotifyの月間リスナーは100万人を突破と快進撃を続けるjoan。すでにフィリピン、タイ、香港、シンガポールでも公演を敢行するなど国を超えてその知名度は広がり続けています。コロナ収束した暁には日本でもライブしてほしいですね(:_;)(:_;)

 

open.spotify.com

 

参考:

carolineinternational.jp

 

www.barks.jp

 

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