Valley 「nevermind」
私は基本的にUSインディー>UKインディーっていう感じで、気づくと聴いていることが多いのですが、たま~にメルボルンとかトロントにもまだ発掘されてなかったニューカマーがいるときあるんですよねぇぇぇぇ(興奮)
Valleyー。初めて知ったんですけど、Web上にもほぼ情報があがってなくて2020年のジュノー賞でブレイクスルーグループオブザイヤーでノミネートされるぐらい実力あるので、もっと有名になって早く来日してほしいです。(笑)彼らはトロントを拠点に活動する、インディーポップバンドです。
カラフルなたくさん衣類が積み上げられた上でチルしているメンバー。MVの構成、テロップのフォント・カラー、カット多めなカメラワーク、あえて低画質に映し出すことでローファイ感増してて非常におされです
個人的にフロントの男の子がかなりタイプです(←余計な情報)。nevermindは全体的にアップテンポで明るい曲ですが、Valleyの楽曲はチルポップでゆる~いテンポのものも多くあります。
nevermindの次に好きな曲かもしれません。↑低音が心地よい。ノスタルジックさも感じさせる彼らの楽曲。どのアーティストたちに影響されてきたのかとても気になりますよね。
これも好きです。MVはキャンパスの中でのホームパーティーの様子ですかね?
フレッシュで魅力いっぱいのValley。Spotifyにもたくさんアップロードされているので、インディーポップ/カナダのバンド/チルポップ好きなリスナーさんはぜひ聴いてみてくださいね!
Aly & AJ 「Listen!!!」
今回彼女たちを取り上げるのはこのブログのジャンルと乖離があるかな~と思ったのですが、ww、もう少ししたらこのブログ自体もWordPressの方に移管するのでその時にまとめてテーマだったり、取り上げていくアーティストのジャンルも再考しようかと思います(*'▽')私がもともと雑食なだけで、ただ聴いている領域としてはたまたまインディーズバンドが多かっただけというだけの話。
ポップス、クラシック、ヒップホップ、テクノ、エレクトロ.....etcなどなど好きなんです!なのでできるだけ多くのアーティストたちについて語りたいんですよね。という前置きは置いて(*'▽')
なんとなくHAIMっぽさも感じるアー写
彼女たちはLA生まれ、シアトル育ちのオルタナ・ダンスミュージックポップ・デュオです(ちなみに姉妹)。もともと女優業からスタートして、ミュージシャンになったのはそのあとからだそう。幼少期からピアノ、ギターに触れて当時から二人で楽曲制作もするようになったんだとか。母親がシンガーだったということから、彼女たちがアーティストになったのも自然な成り行きだったのかもしれませんね(*'▽')
音源聴いただけだと最初、「インディーズのバンド?それもエレクトロ系の」と思ってました、めちゃくちゃキャッチーだし、聴く人を選ばない感じ。ただ彼女たちの過去の制作物見ていくうちにびっくり。若い時めちゃくちゃにギャル!!(そしてめちゃ可愛い!)
まるで同じ人たちとは思えないですよねww 2008年とかだからfergieとかブリちゃんとか思い出しますよね。。皆こぞってこういう髪型、ファッションしてた気がするなー。
これはまたキャラも曲調も違いすぎますよねwww カントリー調?というのかな。アヴリル・ラヴィーン、ヒラリー・ダフ、ケリー・クラークソン、ミシェル・ブランチとか思い出します。普段聴かないジャンルではあるはずなんですが、感傷に浸りたいときとか聴いちゃうあるあるですねww
これは完全にシンセポップ。時代のトレンドも取り入れつつも、自分たちで音楽制作していけるのは本当に強いですよね。
彼女たちの音楽を漁っているときにYouTubeの関連音楽でマイリー・サイラス、ヴァネッサ・ハジェンズなど、ディズニーチャンネルの元子役たちが大勢出てきて、「もしやAly&Ajもそれ関係??」と思ったのですが、正確な情報を得られず、、、
マイリーもハジェンズもディズニーチャンネルでタレントデビューしてから本格的にアーティストの道に進んでますもんね。すごい気になります。
Terror Jr「Dinner Plate」
Spotifyを垂れ流しにして気になる楽曲、アーティストがいれば一瞬止めてお気に入り登録する、というのここ数年の私のディぐり方です(*ノωノ)(もはやディぐってはないですね.....笑)Spotifyのいいところって大御所はもちろんだけど、フォロワー数がめちゃくちゃ少ないアーティストやバンドの楽曲までアップロードしてるので、飽き性ですぐ他のルーキーに目移りしちゃう私にとってはまさに生活になくてはならないもの!!!ww レコードショップ巡りなどして、新譜などを実際に手で持ってみるという従来の探し方も好きですけどね(≧▽≦)
今回はアメリカのポップ・デュオ、Terror Jrが昨年8月にYouTubeにアップロードしている楽曲について。
私は基本的に女性シンガーのハイトーン・ボイスが好きなのですが、このリサの透き通るような歌声が非常にTerror Jrのクラブ調であり、ポップ調な楽曲に合っていると思ったんですよね。クラブとかカジュアルなバーでずっと流れていてほしいタイプの曲です(*´Д`)
このデュオ、2016年にデビューして以来、3枚のEPに2枚のアルバム、さらにシングルは20枚とめちゃめちゃ精力的にアーティスト活動してます!実は私もまだ彼らの正体をそこまで知らないというところではありますが(オイ)これからどんな飛躍を遂げるのか、見守っていきたいですね。
参考:
Isaac Dunbar「pink party」
今回は当ブログで扱っているアーティストのジャンルとはかけ離れたものになるかもしれませんが、今後はHiphopやテクノなど運営者の好みのものも書いていきたいと思います!!(^^)!
2021年2月にリリース予定のアルバム「evil twin」より「pink party」
名前を聞いたことない方も多いのではないでしょうか?それもそのはず、私も彼の情報をネットで探した際、ほぼ日本語で彼のことについて言及している記事は見当たりませんでした( ..)φメモなので彼のSNSや公式サイト、Wikiなどを読んで私なりに情報収集しました!(^^)!
驚くことなかれ、まだ9歳の時からEDMなどの音楽制作をしていたそうです。早いですよね....。ちなみに"Queen of Pop"←(私が勝手に言っています)のCharli XCXは14歳の時から歌作りをスタートしています。
アイザックはもともとレディー・ガガの大ファンだったそうで、楽曲作りに関してはMadeonからインスパイアされたとのこと。Madeon、私も大好きでサマソニ来日時に拝みましたが、友人とずっとキャーキャー言ってましたw耳と目の保養......彼も11歳の時から作曲活動を始めていますね(スゲー)
この時はまだあどけなかったのに、今では無精ひげなんか生やしちゃって....おじさんMadeon
アイザックは2019年に1stとなるアルバムをリリース、その後RCAレコードと契約を結ぶことになります。彼の楽曲を初めて聴いた時「超Dope」って思ったのと、トラックがVince Staplesっぽい、アート面がラリッてる感を削ってワントーンのみにしたTravis Scottっぽいな~とか色々思いました。
なんかでも彼のSNSや公式サイトを見ていると歌、曲だけではなくて、アート的な視覚面でも自己表現していきたいタイプなのだなというのはわかります。
Isaac Dunbar - Official Website
彼のインスタとかも色味とかポップでまだティーネイジャーっぽさが残るようなYouth感溢れるポストですよね。
isaac dunbar(@isaacdunbar) • Instagram写真と動画
さぁ彼はこれからどんな風に化けていくんでしょう。来日してくれるその時まで首を長くして待つことにします(*'▽')
shame「Water in the Well」
南ロンドンを拠点に活動するポストパンク・バンドshame、1/15に2nd アルバム「Drunk Tank Pink」をリリースしました。下記のWater in the Wellは11月よりYouTube上にて公開。安定した骨太なサウンドは2018年のデビューアルバム「Song Of Praise」から踏襲しつつも、本作はより実験的なサウンド、プロデュースになっていると感じました....!
突っ走る若さ、ほとばしる音楽へのエネルギー、自己の確立と生への痛々しいまでの渇望、MVひとつとっても現代版Trainspottingを観ているようです(飛躍しすぎか)。
YouTubeのコメントでもあったが、Talking Heads, Parquet Courts, The Hivesをミックスさせたような楽曲だと。BuzzcocksやFugaziにも影響を受けている気がする。
当方もSong of Praisesがリリースされる前後の2017年後半~2018年はshameに夢中でした。Spotifyでアルバムをエンドレスで聴いていました。彼らの魅力はポストパンクの側面のみならず、ダークネスや叙情的な面をも内包するその楽曲にあります。変則的な構成もクセになります。特に"Dust on Trial"を聴いた時は「とんでもないバンドがでてきた」と鳥肌がたちました。傑作です。
楽曲のみならずMVの世界観も徹底している。まるでサイコホラー映画を鑑賞しているよう。20代前半でこんなとんでもない作品を世に出すshameはやっぱりモンスター級新人?
1st アルバムリリース後はNME、ガーディアンといった数多くのメディアからその功績を絶賛されました。KEXPのホストの一人であるKevin Coleも彼らがスタジオでパフォーマンスをした際、絶賛しており、また2018年のTop Ten Albumsで彼らの1stが5位にランクインしています。
当方も普段より様々なアーティストのライブパフォーマンスをKEXPで鑑賞していますが、shameの回はベスト・アクト賞に選びたいです!(笑)バンドの熱量をバシバシ感じます。
2019年のフジ・ロックにも出演した彼らですが、次の来日はいつになることやら、、生音を拝んでみたいバンドのひとつです。
Pale Waves 「Easy」
イングランドはマンチェスター出身で、2017年のデビューから一年後にはNMEアワードでNME Under the Rader賞を受賞しているPale Waves。
NME AWARDS2018の授賞式でインタビューに答えるヘザー(Vo&G)とバンドメンバー達。
岡崎京子原作「チワワちゃん」の劇中歌として「Television Romance」が起用されたことでもバンドは日本でも一躍有名になりました(ストーリーと曲の性質がアンバランスすぎて、当方としてはかなり納得いってない使われ方ですww)。
そんな彼らが、新曲「Easy」を発表してます!!PVはゴス感増し増しで相変わらず暗くて耽美的です......。2月にはセカンド・アルバム「Who Am I?」をリリースするそうで今から待ちきれませんね!
Easyは無駄な音数を削ぎ落した非常にシンプルなサウンドになっているのが、ファーストの時の曲たちとの違いかな?と思いました。彼らの楽曲は内省的かつ、シンセポップ・サウンドが印象的ですが、今作はヒューゴ(G)とチャーリー(B)の骨太な演奏がひときわ目立つような仕上がりになっている気がしました。
当方英国院生時代、ニューカッスルまで彼らの生演奏を観に行ったことがありました(当時2017年)。イギリスのあるキャンパスでのライブでしたが、10代~20代前半の学生はヘザーを倣ってゴスメイク、ちょいゴスファッション、地元の人かな~と思わしき中年男女の姿も。彼らを目の前にして「この先、UKインディシーンを引っ張っていく逸材だ」と感じたのを覚えています。
2017年にTHE 1975、Wolf Aliceらが所属するDirty Hitとレコード契約を結び、デビュー・シングル「There's a Honey」をリリース。
デビュー時から彼らを知っている身としては2017年、2018年合わせてもこの「There's a Honey」を一番聴きまくったと言っても過言ではないくらい聴き込みました。(笑)Pale Wavesといったらコレ!!ぐらいPV、曲、バンドの世界観に見事に引き込まれました。今も聴きながらブログを書いているのですが、本当に色褪せない、名曲ですね(しみじみ)......80年代、90年代のインディー・バンドも好んで聴くので、その辺りのニューウェイヴ的サウンドの意志をこの曲から感じたのかもしれません。
また色んなインタビューで語っていますが、Pale Wavesはザ・キュアーから大きな影響を受けています(キュアーは国内外問わず、あらゆるアーティストに影響を及ぼしていますよね)。暗くて、内向的で、自虐的、でも耽美でもあるUKロック・サウンドがこれからも色んなバンドに受け継がれていきますように。。
Alaska Reid 「Big Bunny」
LAを拠点に活動するシンガーソングライターAlaska Reidの「Big Bunny」の曲を紹介します(*'▽')まず、彼女自身についてですが、オーストラリアはメルボルンのエレクトロ・デュオKlloのヴォーカル、Chloeと似たような透明感と、女性"性"の中にまだ少女のようなあどけなさ残る雰囲気をまとう方だなと思いました(*ノωノ)
筆者は因みにKlloも特に大好きなアーティストの一組に入ります(≧▽≦)
本題を戻して、実はAlaska Reidの曲はこのBig Bunnyしか聴いていないのですが(オイッ)、何だろう、率直に言うとあまり聴いたことのないタイプのアーティストで、ただ聴いてすぐ痺れました。バンドサウンドでもぜひどんな曲になるのか聴いてみたいです。
こちらAlaska Reidと後ろにいるのが多分某Big Bunnyですが、何だろう、ユートピア感というのか天気の具合といい、背景の広大な山々といい、全ての要素が絶妙に混ざり合って「ここではないどこか」感を出してるのも素敵です。
深刻過ぎないくらいのメランコリックな感じが終始漂っていてずっと聴いていたくなりますよね。コロナ収束したら来日してほしいアーティストのうちの一人になりました!私も雪の中でうさぎと戯れたイッ(*'▽')ww